
平野智紀(ひらのともき)
リサーチャー/アートナビゲイター。1983年静岡県磐田市生まれ。専門は教育工学、美術教育、ワークショップ。各地の美術館やアートプロジェクトで、対話型鑑賞ワークショップのデザインやファシリテーター育成を行う。編著書に『鑑賞のファシリテーション』(あいり出版、2023年)『対話型鑑賞のこれまでとこれから』(淡交社、2023年)ほか。
対話型鑑賞を活用した教育研修に携わり、あいちトリエンナーレ2019や大地の芸術祭ではボランティア育成やスタッフ研修を、六本木アートナイトでは街歩きとアート鑑賞を組み合わせたガイドツアーの講師を担当してきた。アートの鑑賞経験を広げるワークショップの開発にも取り組み、視覚障害者の方とともにみるワークショップやロボットを活用した鑑賞ワークショップを実践してきた。
近年はアートと地域活性化に関するプロジェクトに参加し、地域の魅力発掘に努めている。福島☆復興グランプリでは、福島県浜通り地域でのフィールドワークをもとに行った提案がグランプリを受賞。しずおかマイクロアートワーケーションでは、沼津市内でリサーチを行うとともに地域住民とアーティストをつなぐ場を企画した。
博士(学際情報学)。内田洋行教育総合研究所主任研究員を経て、2024年から公立はこだて未来大学准教授。
※研究業績についてはresearchmapをご覧ください。