2017年の活動まとめと、これから

本日、仕事始めの日ですが授業と研究相談のため大学に来ています。2018年になったということで、せっかくなので2017年の活動と、これからのことについてまとめておこうと思います。

■東京大学大学院博士課程に入学しました


2017年のもっとも大きな変化は、東京大学大学院 学際情報学府の博士課程に入学したことです。修士課程でお世話になった山内祐平研究室に社会人学生として、研究テーマを少し変えて再入学した形になります。私が修士課程にいたときは社会人学生のほうが多い研究室でしたが、現在はプロパーの学生のほうが多く、そんな中に社会人学生として戻ってくるとは思っていませんでした。授業・ゼミ・研究室・大学図書館といった、東大の学習環境をフル活用して研究ができるということの贅沢さをひしひしと感じています。職場と研究室の理解をもらいながら、京都造形芸術大学ACOPをフィールドに、博士研究「美術鑑賞における協調学習のデザインに関する研究」を進めています。

■東京芸術学舎講座「対話型鑑賞術」を担当しました


京都造形芸術大学の早川克美先生にお声掛けいただいて、東京芸術学舎(京都造形芸術大学外苑キャンパス)にて、対話型鑑賞の講座を通年で担当しています。4月の「鑑賞を楽しむ 春〜入門」、7月〜9月の「鑑賞の技術 夏〜基礎」、10月〜12月の「鑑賞を書く 秋〜応用」まで終了したところで、私自身、これまで実践・研究として携わってきた対話型鑑賞についてあらためて理解し直す重要な機会になっています。リピーターの受講生の方もいらして、ありがたい限りです。

■「六本木アートナイトをもっと楽しむガイドツアー」を担当しました


9月には会田大也さんと「六本木アートナイトをもっと楽しむガイドツアー」の講師を務めました。このツアーも3年目となり、事前トレーニングもある程度こなれてきましたし、今年はガイドボランティアのリピーターの方も各チームに参加してくださり、オリジナリティあふれるツアーが出来上がりました。当日は15時から23時まで、全回満員御礼で終了しました。3年やらせていただいたので、もし次回もあれば新たな試みを取り入れてみたいところです。

■「美術検定」の検定分析・問題監修に携わりました


美術検定実行委員会主催「美術検定」問題監修委員の末席に加えていただきました。美術検定は、おもに美術史・美術鑑賞の知識を問う民間検定試験です。基礎的なテスト理論をもとに過年度調査問題の定量分析を行い、問題そのものの改善提案をするとともに、美術鑑賞教育の視点から、知識・情報の活用問題に関するアドバイザリーを行いました。こちらの成果については聖徳大学の奥村高明先生のウェブ連載「学びと美術」に一部分析結果を掲載いただいています。

■これから

何より、博士研究を粛々と進めること!ですが、今年は新たに愛媛県美術館の文化庁事業「児童・生徒の思考力を育むファシリテーター育成事業」にも携わらせていただきます。3月には東京芸術学舎講座「鑑賞をナビゲイトする 冬〜実践」も担当します(受講者募集中です!)。本年もよろしくお願いいたします。