ジントニックをおいしくつくること:PARTYstream for JAPANリフレクション

ご報告が遅くなってしまったが、6月18日(土)チャリティ・カフェイベント「PARTYstream for JAPAN」(@株式会社内田洋行ユビキタス協創広場CANVAS)が無事に終了した。

【働き方・経営】慶応義塾大学 高橋俊介氏
【アート】 Tokyo Art Beat 佐々木朋美氏、田原新司郎氏
【教育】NPO法人カタリバ 今村久美氏
【科学コミュニケーション】日本科学未来館 池辺靖氏
【スペシャルゲスト】同志社女子大学 上田信行氏+上田ゼミのみなさん

働き方・経営、アート、教育、科学コミュニケーションという4つの領域から4組(+1組)のゲストをお招きし、3.11を受けてご自身の領域に訪れた変化と、将来の予測についてお話いただいた。

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前回、1月のPARTYstream「ソーシャルメディア、学び、イノベーション」は「参加型デザイン」という手法を駆使して、参加者の方と一緒にイベントを作っていくというコンセプトのデザイン、イベントを作っていくプロセスについては大成功だったと思っている。しかし、本番当日のオペレーショナルな部分で、あまりにも反省すべき点が多かった。正直な話、イベント終了直後に僕らの頭に残ったのは「もっとうまくやれた」という後悔が大きかった。

それから5ヶ月、今回のPARTYstream for JAPANは、プログラムだけをみると、セミナー形式の会場、ゲスト4組(+1組)による連続トークというシンプルなスタイルであった。これは、3.11を受けて、あえて仕掛けを盛り込まず、ゲストと参加者、参加者同士の対話を重視したということでもある。PARTYstreamというイベント名ではあるが、今回USTREAM中継は行わず、リアルな場でじっくりと対話を深めてもらうことを意図した。

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言ってみれば、今回のイベントは「ジントニック」のようなものだったと僕は思う。

ジントニックは、どんなバーや居酒屋でもメニューに入っていないことはないであろうスタンダードカクテルである。レシピがシンプルである分、当たりはずれも大きい。「ジントニックは、バーテンダーが一番最初に覚えるカクテルであり、重きを置くカクテル。ジントニックを美味しく作れないと他もダメなんです。」とは、銀座「Bar Sona」のバーテンダー関さんのWeb記事での言葉。

たかがジントニックでも、どんなグラスを使うか、氷をどのように入れるか、ジンとトニックウォーターの割合をどのくらいにするか、トニックウォーターをどのように注ぐか、ライムをどう絞るかなど、さまざまなポイントがある(今回のイベントでは、お酒は出していないけれど(笑))。素材の準備は前日までにできるが、おいしいジントニックを作れるかは、当日、その場の振る舞いにかかっている。

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そして、このイベントの全体を包むフレーバーは、たくさんの方がつぶやいてくださったことでもある「おもてなし」のマインドである。今回のイベントでは、ゲストも、コアスタッフも、学生スタッフも、会場スタッフも、お客様も、すべてに満足いただけるような場づくりを目指した。自分がしてもらったらうれしいと思うことをする。人をハッピーにすることで私たちもハッピーになる。牧村真帆さんと舘野泰一さんがプレワークショップで話した心構えはシンプルで、すべてのスタッフの行動レベルにまで浸透していた。(入念な準備をした上で)当日のプログラムを柔軟に変えたことも、その心構えにのっとっている。

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シンプルなことを、シンプルにやりとげた。それが、僕たちにしかできない場づくりにつながった(と言ってもらえた)ことは、とてもうれしい。僕たちとしても、終わった後にこれだけ達成感のあるイベントは久しぶりだった。

ご登壇いただいたゲストのみなさま、当日ご協力いただいた学生スタッフのみなさん、そしてご参加いただいたみなさま、ほんとうにありがとうございました(&今後ともよろしくお願いいたします)!

※牧村真帆さんによるイベントの公式なレポートはこちらから!